
私も認定看護師目指してみたいんだけど受験前にすることあるの?

認定看護師教育課程を受験するなら事前に事例検討する必要があるよ。

事例検討しないといけないの?私まとめるの苦手だよ〜

じゃあ事例検討をまとめるコツを今回紹介するね。
どうも〜たかのです。
認定看護師教育課程に入学するには事前に事例検討をしなければならない分野もあります。認定看護師の目指しかたはこちらのリンクを参照して下さい。看護師のキャリアアップ~認定看護師を目指すために行う5つのこと~
でも事例検討の書き方って私たち看護師はなかなか教えてもらえないですよね。
今回は認定看護師教育課程に入学するための事例検討をまとめるコツについて解説します。
先に結論を言います。事例検討をまとめるコツは院内のチーム医療に所属する、学習した内容を看護実践する、上司または認定看護師に事例検討を査読を依頼する。この3つです。
ではなぜこの3つのことが大事なのか解説します。
事例検討をまとめるコツ その1院内のチーム医療に所属する
もし目指す認定看護師領域に院内チームがあるなら所属することをオススメします。
その理由は3つあります。
・チーム医療を行う実践を知ることができる
・他職種の考え方を知れる
・自己学習が捗る
このようなメリットがあるためです。ではこれらの解説をしていきます。
チーム医療に所属すべき理由 その1チーム医療を行う実践を知ることができる
目指す認定看護師領域で院内に多職種チーム(ICT、NST、緩和ケアなど)があれば所属して実践を知ることが大事です。
その理由は実際の患者に提供している医療を間近に学ぶことができるからです。
事例検討を行うにしてもやはり対象となる人を観ることが1番学習になります。
しかも、チーム医療には看護師だけではなく、医師や薬剤師などもいるので事例検討も行いやすくなります。
チーム医療に所属すべき理由〜その2他職種の考え方を知れる
チーム医療には医師だけではなく、薬剤師、リハビリテーション職種、検査科、栄養科というような様々な職種がいます。その様々な専門職と話すことで分からなかった疑問を解決する糸口になります。
このため事例検討を行うにあたり、他職種からの意見は聞くべきです。
チーム医療に所属すべき理由〜その3自己学習が捗る
チーム医療に所属すると実際の患者に対して行っていることをさらに勉強することで自己学習に繋がります。
しかも、実際に見聞きしたことをまとめるので自己学習の効率も上がります。
チーム医療に所属するためことで生じるデメリット
しかし、チーム医療に所属することでもちろんデメリットもあります。
それは自己学習はしやすくなるが業務量が上がってしまうということです。
皆さんは通常業務も行っているなかで更にチーム医療にも携わることになります。
このことから多忙な業務を行いながらできるのかということと所属部署以外での活動ができる環境なのか確認する必要があります。
その場合には上司と相談して、所属部署以外の活動参加できるようにする必要があります。
しかし、私もそうでしたが自己学習のためにチーム医療の現場に参加することは非常に難しいです。
なので自分の時間を使っての参加になる可能性があります。
そのため所属部署の対象患者で事例検討するのが1番効率的だと思います。
事例検討をまとめるコツ その2学習した内容を看護実践する
これは院内チームに所属することと同様ですね。学習した内容を看護実践することで着実に知識が付く方法です。ではこの方法を実践するためのポイントは以下の通りです。
・看護実践を行う対象を絞り、根拠ある実践ができるのか考えること
だと私は考えています。ではその理由を説明します。
学習した内容を看護実践する理由 看護実践を行う対象を絞り、根拠ある実践ができるのか考えること
事例検討を行うためには対象を絞って看護実践する必要があります。その理由は効果的な介入を行うためには適応となる疾患や治療などがあるからです。
その治療や適応となる介入が分かっていないとエビデンスの無い看護実践を提供することになります。そのため自己学習して根拠ある看護実践を行うことで実践能力が培われます。
事例検討をまとめるコツ その3上司または認定看護師に事例検討を査読を依頼する。
これは先にも書きましたけど、看護師は文章を書くことが苦手です。
しかも情報から論理的な文章を書かなければならないので苦労しやすいです。
そのため、第3者から見てわかりやすい文章となっているか評価してもらうことをおススメします。
その査読を依頼するのは上司または自分の周りにいる認定看護師がいいです。
上司へ査読を依頼するのがよいと考える理由
直属の上司はおそらく看護師長となると思います。看護師長は論理的な思考と実践能力、言語化が得意なかたが多いので文章構成に対して助言を求めることは良いと思います。
しかしデメリットとして専門分野ではないので分からないこともあります。認定看護師は専門的な領域なので文章にしても理解できない可能性があります。そのような場合には「この言葉はこんな意味です」「私はこう言いたいですが表現はどうですか」というように説明するだけで効果的な文章を一緒に考えてもらえるようになります。
認定看護師へ査読を依頼するのがよいと考える理由
この理由は簡単です。一言でいうと
認定看護師は認定看護師教育課程へ入学するために事例検討を経験しているからです。
そのため、その領域の詳細は分からなくても、事例検討の書き方を知っているので特に理解が得られやすいです。
しかし、領域が違うと方向性が違ってくる可能性があるので、可能なら同じ分野の認定看護師に見てもらうほうが良いですね。
まとめ
認定看護師を目指すための事例検討をまとめやすくするコツは
・院内のチーム医療に所属する
・学習した内容を看護実践する
・上司または認定看護師に事例検討を査読を依頼する
の3つだと思いますしかし、看護現場は常に忙しいのでなかなかこのようなことはできないと言われます。しかし自己学習する環境を整えることは大事だと思います。
また事例をまとめる効果的な文章を書くための書籍もあるのでオススメ書籍に貼っておくので参考にしてください。
認定看護師を目指すことって大変だとは思います。しかしそれを患者へ還元できたときには非常にうれしい気持ちになるので是非キャリアアップで目指してもらいたいです。
では今回もありがとうございました。
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