認定看護師を目指したいと考えているかた、認定看護師からのキャリアアップを知りたい今認定看護師のかた、認定看護師ってどんな人か知りたいかた、私のブログに来てくれてありがとうございます!
私は摂食嚥下障害看護認定看護師、特定看護師のたかのといいます。
このブログでは認定看護師のなりかたから認定看護師資格取得後のキャリアアップについて書いていきます。
簡単に私の経歴を紹介します。
看護師歴:脳神経外科→ICU→脳神経外科、神経内科→消化器外科(今ここ!)
2018年:摂食嚥下障害看護認定看護師取得
2020年:特定行為研修 在宅モデル修了
2021年:認定看護管理者研修ファースト修了
となっています。座右の銘は「好きなことは自分が納得するまでとことんやる」です。どちらかというとオタク気質な看護師です。
なぜこのブログを書こうと思ったかというと認定看護師という言葉は看護師のキャリアアップを考えるときに必ず出てきます。
認定看護師の目指し方やなりかたはさまざまな情報があふれています。
しかし・・・・・・

でもあまり具体的ななりかたの方法とかあまり書いてないね
ただの情報不足が原因で認定看護師を目指さないとはもったいないと思いました。
私はもっと認定看護師を目指す人が増えてほしいし知ってほしい!!と考えています。
なので私の実体験を書いていくことで
もしかすると認定看護師を目指してみようかな~という人も出てくると思ったのでブログを始めたという経緯です。
参考になるものもあると思いますので見てもらえたらうれしいです。
認定看護師の目指し方
認定看護師の目指し方で必ず書かれている情報があります。
日本看護協会では5年以上の臨床経験と3年以上の専門領域での勤務ということです。
しかし、実際にはこれ以外に行うべきことがあります。

それは様々な情報収集を行ったり、自己学習です。
情報収集の内容はどこの認定看護師教育課程を選択するのか、A課程またはB課程どちらにするのかなど様々な情報収集と自己学習が必要です。
これについては下のリンクに認定看護師を目指すために必要なことをまとめているので参照してください。
認定看護師になる前に必要な事前準備~情報収集するべきこと5選
転職活動

転職を行うだけで認定看護師を
目指しやすくなります。
私は認定看護師になるために転職しました。
その時に行ったことは
・転職する理由を伝えること
・希望する領域で勤務することができるか確認することです。
認定看護師になるためには先に書きましたが経験が重要です。
なので転職先へ希望する部署で働くことができるように転職活動時からお願いすることが重要です。希望する所属部署へ配属されやすくなる方法についてまとめているのでリンクを参照してください。
認定看護師を目指す人が希望部署へ配属されるやすくなるコツ2選
また転職活動を行うことで年収が上がりました。

キャリアアップも大事だけど
年収アップも大事!!
私の場合は約100万近く年収が上がりました。これだけ上がると全然生活が違いますよね
私が年収を上げるために行ったことも書いてみたので併せて参考にしてみてください。看護師が転職活動で年収を上げるコツ4選
ですが、これらは表の理由です。

実際には他にも理由があります。
それは私自身が看護師として落ちこぼれでできないダメンズナースだったのですが・・・・・
管理職以外での自分のキャリア形成を考えた時に認指定看護師を目指すことが自分自身にあっていると思うようになったからです。
知りたいかたはこちらのリンクを見てください。20代後半で認定看護師を目指そうと思った理由~表と裏があるよ~
認定看護師を目指す具体的な方法
私は認定看護師を目指すために転職を行って認定看護師になりました。
ここからは転職先で私が認定看護師になるために行った計画です。
1年目:転職先の業務に慣れつつ自己学習
2年目:自己学習した内容を患者にフィードバックしながら事例検討
3年目:自己学習と認定看護師教育課程の受験
という流れになります。
これらを行うためのコツを書いてみました。(目指せ!認定看護師!研修へ参加するために知っておくべきこと4選)
私がたまたま転職した施設では目指したい認定資格を持ったかたがいたので、転職1年目にしたことは院内研修に参加することです。
そこで学習したことを日々の看護に活かすことができるように意識していたけど・・・・

仕事に慣れるのにいっぱいいっぱいだったよ
そして2年目になり看護業務に慣れてきたところで事例検討を始めました。
認定看護師教育課程へ入学するには事例検討を5例以上提出する必要があります。
私が行ったことは自己学習した内容を実際に患者へ看護実践してその結果をまとめていきました。
そうすると自分が考えたことを看護実践するので事例検討を取り組みやすくなります。
さらに事例検討を取り組みやすくするための方法も貼っておくので参照して下さい。認定看護師教育課程への受験〜事例検討をまとめるコツ3つ
また自己学習しないと絶対に認定看護師教育課程は合格しません!!
なんとかなるだろうという甘い考え方では受からないので必ず自己学習しましょう!
摂食嚥下障害看護についてですが私がおすすめする書籍なども紹介しておきます。オススメ書籍
認定看護師教育課程のA課程とB課程について
2022年現在では認定看護師教育課程はA課程とB課程があります。
A課程は今まで通り約半年かけて行われる研修ですが、B課程は1年かけて特定行為を併せた研修です。
日本看護協会の発表では2026年には全ての認定看護師教育課程はB課程に変わる予定になっています。

今から認定看護師を目指すなら
B課程がおススメ!
そのため私は今から認定看護になる方にはB課程のある場所で学ぶことをおススメします。
さらに今認定看護師として働いているかたも特定行為研修は早々に受講したほうがいいと思います。
特定行為を学ぶことは非常にメリットが大きいのですがここでは詳細を説明しないのでリンクを参照してください。認定看護師教育課程でB課程を選ぶべき理由5選~特定行為研修のメリットも教えます~
あと最近認定看護師ではないけど特定行為研修修了したというかたもいます。
こんなかたにも認定看護師を目指してもらいたいと考えています。
それについて個人的な意見ですがまとめてみたので参考にしてください。特定行為修了者が認定看護師を目指すべき理由5選
認定看護師教育課程への入学

認定看護師教育課程への入学には事例検討と入学試験があります。
入学試験に合格するために私が最低限行うべきと考えていることは
・過去問の取得
・教育課程に合わせた書籍を知り自己学習すること
この2つです。

自己学習は自分で行うことですが過去問を知ることで以下のことが分かるようになります。
・どんな傾向の問題が出題されるのか
・その傾向から何を自己学習する必要があるのか
私が認定看護師になるための一番難関だと感じているのは認定看護師教育課程への入学です。この理由も書いているので参考にしてください。認定看護師になる前に必要な事前準備~情報収集するべきこと5選
ちなみに私は認定看護師教育過程の過去問をもらって自己学習しました。
でも過去問が貰えるって知ってました?
過去問を貰う方法は目指す認定看護師教育過程のHPでダウンロードできるので気になるかたは見てみて下さい。
また私が過去問を使った勉強法もアップしておきます!認定看護師を目指すための学習法〜過去問を使った勉強法4つ
認定看護師教育課程の受験
認定看護師教育課程の受験ではマークシート式の問題と小論文、面接が行われます。
マーク式の問題は受験前までに自己学習してれば解答を解くことはできるので省略しますが。
しかし、私が声を大にして言いたいことがあります。
それは・・・・・・

小論文は曲者だぜ!!
小論文の内容はその分野に特化した内容を書く必要があります。
ただ「なぜ認定看護師を目指したのか」「認定看護師になってどんなことをしたいのか」というものでは全くありません!!
私が受験した時には
「若年者と高齢者の喉頭の距離が長くなるがこれを改善するために必要なことを論ぜよ」
という問題でした。
もう受験する認定分野に特化した内容ですよね。
また小論文を書くコツはアップしています。参考にして下さい。看護師から認定看護師へキャリアアップ!!~認定看護師教育課程の受験で小論文を書くためのコツ~
面接では自分自身がどんな活動を行ってきたのかが聞かれます。
実際に私が聞かれたものは
・自施設で摂食嚥下障害の対応はどのようなものを行っていますか?
・看護師間で摂食嚥下障害の対応についてどのように情報共有していますか
・認定看護師養育課程が他にもありますが、他の場所も受験する予定ですか
このようなことが聞かれます。このような質問を私がどのように返答したのかはまたアップしていきます。
認定看護師教育課程での研修
認定看護師教育課程に入学が決まると今度は研修・実習が始まります。

研修と実習は楽しいけど
まあまあ大変です
この時の研修はすべて試験があるものです。しかも全て70点以上取らないといけない(もしかすると60点だったかもしれません)のものばかりです。(今後認定看護師教育課程に入学してから私が行った勉強方法を書いていく予定です。)
これを約3~4ヶ月かけて研修と試験を繰り返していきます。
さらに研修の中にグループワークもあるのでパソコンのWord、Excel、PowerPointは最低限できないといけません。
特にExcelは認定看護師になってからも必須です!
ですが、苦手なかたが多い!
(なぜ必須なのか詳細を知りたいかたはリンクを参照して下さい。認定看護師はExcel関数を使って視覚化することが大事な理由3選)
認定看護師教育課程での実習
認定看護師教育課程ではもちろん実習もあります。
実習先はその分野の教員が割り当てるのですが、実習先では先輩の認定看護師から指導があります。
この指導者の方達は認定看護師を目指す人が必ず困ることを先に経験したことがある人達です!
指導してもらうだけではなく、自分の施設のことも相談しておきましょう!
今後私が実際に聞いたことは書いていきます。
事例検討
実習が終わると今度は自分達が行った看護の妥当性を検討するために事例検討を行います。(事例検討については認定分野によっては行わないことがあります。)
私の中では実習よりも大変だったような気がします。
何回も何回も修正して自分が言いたいことを文献を用いて妥当性を説明しなければらならないのですが、、、
すごい難しいです!
でも今はあれがあったから、今事例検討した時に言いたいことを書きやすくなったとも思います。
✳︎事例検討をまとめる考えかたも後日書いていきます。
認定看護師教育課程修了試験
認定看護師教育課程の事例検討が終わってほっとしたいですが、最後の難関があります!
それは認定看護師教育課程の修了試験です。普通のテストとどう違うかというと範囲は今まで認定看護師教育課程で学んだことで点数は8割以上とらないと合格にならない試験です!
✳︎修了試験を合格するために私がしたことも今後書いていきます。
しかし、、、、

合格したら安心という訳じゃないぜ
これをパスしても認定看護師になれる訳ではありません!
本当に本当のラスボス認定審査があります!
認定審査

最後のラスボスが現れた!!
最後の大ボス認定審査です。
これは修了試験が終わってしばらく経ってから行われます。
私が受けた時は7月だったのですが今は10月になりました。これはコロナによって受験日程が変更されたようです。
この試験はマークシート式で午前中だけです。
難易度は7割以上取れれば合格ですが仕事しながら修了試験合格したぐらいの知識が必要です。
✳︎私が修了試験後から認定審査まで勉強した方法は後日書いていきます。
この試験で合格して始めて認定看護師と名乗ることができるようになります。
認定看護師になってから私が最初に行ったこと
合格発表があってから私が最初に行ったことは今のもっている知識だけでは通用しないしないと考えてさまざまな患者のケーススタディをしました。
対象は半年で約50例ほどおり、全ての事例検討を行いました。
事例検討をするのは大変でしたけどやっている間に他職種連携がスムーズになりました。大変だけどやったほうがいいと思います。
ケーススタディにも使用した書籍も紹介しているので参照してください。オススメ書籍
✳︎これについては今後アップ予定です。
認定看護師資格取得後のキャリアアップ
今は認定看護師となり5年目となりました。
認定看護師になると分かることが増えてキャリアアップできることもあります!
私が今してることは
•NSTなど栄養に関する委員会のサブリーダー
•NST療法士の研修担当
•特定行為研修の実習指導者 特定行為を自施設で実践するためのコツについてもまとめてみたので参考にしてください。Certified Nurse認定看護師が特定行為を実践するためのメソッド5選
・院外施設向けに研修
・雑誌の執筆
などなどです。
今は自分自身キャリアアップのために管理者の考えかたや医療安全の考えかたを知りたいですが更にやりたいことがあります。
それは今後書いていきます。
認定看護師になってからのやりがい
認定看護師になってからよく役割が増えてしんどい
自分のやりたいことができていない
というネガティブがことをいうかたも多いです。認定看護師になってからのマイナス面についてはこちらを参照してください。認定看護師になると発生するマイナス要素5選~実は不遇職かもしれない~
ですが
私自身は認定看護師になってやりがいは増えたと思います。
認定看護師の魅力についてまとめてます。参考にして下さい。認定看護師の魅力7選~自分が理想とする看護を実現する!!~
まとめ
認定看護師のなりかたからキャリアアップについて書いてきましたけど、今後どんどんアップしていこうと思います!
私は認定看護師を目指したい方を応援したいと思っています。
わからないことがあれば解決できるようお手伝いするのでどしどし問い合わせから連絡して下さい。
よろしくお願いします。
認定看護師になりたいかたも今認定看護師のかたも頑張りましよう!
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