看護師国家試験を解いてみた~Part15 利尿薬 ループ利尿薬 心電図変化~

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どうも~たかのです。

今回は第110回看護師国家試験の一般問題を解いていきます。

問題はループ利尿薬についてです。ループ利尿薬は医療現場ではよく使う薬なので是非知ってもらいたいと思ってます。

では問題を解いていきます。

問題

ループ利尿薬について正しいものはどれか

1.作用発現が速い

2.眠前の服用が望ましい

3.抗不整脈薬として用いられる

4.副作用(有害作用)に高カリウム血症がある

解答

4.副作用(有害作用)に高カリウム血症がある

解説

ループ利尿薬は腎臓にあるヘンレループに作用する利尿薬です。

このヘンレループでなにをしているかというと水・Na・Kの再吸収が行われます。この再吸収を阻害することで利尿作用を発生させます。

ヘンレループが再吸収を拒否、そのまま外に出て行って~みたいな感じですね。

ではなぜ高K血症になるかというと・・・・今のところ原因はわからないようです。しかしNa・Kの再吸収を阻害するということなので高K血症だけではなく低Na血症、低K血症も引き起こします。なので電解質バランスが崩れやすい薬剤=致死的不整脈を起こす可能性があると覚えていたらいいと思います。

半減期はフロセミドの静脈注射の場合30分です。このことから作用時間が早い薬剤だということが分かると思います。その他のループ利尿薬も内服で1~2時間のものが多いです。なので作用時間が早いという回答もあながち間違いではないですね。

ではそんな利尿薬を眠前に内服すると・・・・脱水になりますよね。なので利尿剤は眠前ではなく朝食後に内服することが多いです。

抗不整脈薬としては使いにくいですね。理由はさっき書きましたけど電解質バランスを崩しやすい薬剤だからです。しかし高K血症による不整脈であれば使用されるかもしれませんが、高K血症は致死的不整脈を予防するために早期に改善させる必要があるので、GI療法(グルコース・インスリン療法)を行います。

このようなことから解答が4だと分かります。でも1もあながち間違いではないなとも感じます。

まとめ

ループ利尿薬は電解質バランスを崩しやすい薬剤だということは理解できたと思います。

そして私たち看護師ができることとして異常の早期発見をできるかどうかです。高K血症では致死的不整脈やテント上T波が出やすいのでバイタルサインの変化や心電図のモニタリングが重要となります。

また万が一致死的不整脈がでても対処できるようにAEDや除細動を触っておくことが必要です。

ループ利尿薬は電解質異常が起こりやすいからモニターに注意!!ということを覚えてくださいね。

このブログでは臨床現場に働く看護師の考え方をさまざまな職種のかたに知ってもらうために看護師国家試験を解いていきます。参考にしてもらえたらうれしいです。

では今回もありがとうございました!!

たかの@認定看護師ブロガー

名前 たかの
年齢 35歳
職業 看護師
専門 脳神経外科 神経内科
資格 
摂食嚥下障害看護認定看護師
特定看護師在宅ケアモデル修了
認定看護管理者研修ファースト修了

28歳で転職して認定看護師へ
認定看護師を目指すコツや方法、キャリアアップ、看護学生に向けた国家試験の考えかた解き方のポイントなどをアップしていきます。もし聞きたいことなどあれば問い合わせからご連絡をお願いします!

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