どうも~たかのです。
今回も第110回看護師国家試験の一般問題を解いていきます。
今回は喀血についてです。喀血と似ているものとして吐血がありますね。
喀血と吐血って同じ口からでるものですが、気管から出るのか消化管からでているのか違いを知っていないと分からないですよね。
実際に問題を解いて考えてみましょう
問題 喀血の特徴はどれか
1.酸性である
2.泡沫状である
3.食物残渣を含む
4.コーヒー残渣様である
解答
答え 2 泡沫状である
解説
この問題は喀血と吐血の違いについてですね。
この二つの違いは簡単にいうと肺から血液が混ざって喀出されるか胃液と血液が混ざるかの違いです。
まずは痰と胃液の違いについてまとめてみます。
喀血 | 吐血 | |
pH | アルカリ性 | 酸性 |
色調 | 鮮紅色 | 暗赤色 |
性状 | 泡沫状 | 塊状 |
混在物 | 喀痰 | 食物残渣 |
このような違いになります。この違いを知っていれば喀血と吐血を判断できるので覚えてもらいたいですね。
ちなみに私のイメージは鉄に胃酸が混ざると錆ますよね。だから暗赤色になるし、食事が混ざるから食物残渣がでるよね〜って考えてます。
まとめ
今回は喀血と吐血の違いについてまとめてみました。見てみると症状が全く違いますね。
この喀血と吐血の違いを理解することは大事なので押さえておきましょう
このブログでは臨床現場に働く看護師の考え方をさまざまな職種のかたに知ってもらうために看護師国家試験を解いていきます。参考にしてもらえたらうれしいです。
では今回もありがとうございました!
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