どうも~たかのです。
今回は第110回看護師国家試験問題を解いてみます。
問題の内容は多重課題の優先順位の考えかたです。
多重課題って看護師は毎日発生しますよね。そして優先順位を付けながら日々看護をしていきます。最初に優先順位の付け方について答えを書きます。
結論として
生命に直結することが第一優先だ!!ということです。
ではどういうものなのか一緒に考えていきましょう!
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問題
夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備しているときに、発汗した患者あら寝衣交換の依頼があり、別の患者から狡猾で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着している人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の患者の重症者のケアをしている。
A看護師が最も優先すべきなのはどれか
1.点滴静脈内注射の準備
2.発汗した患者の寝衣交換
3.飲水を希望する患者への対応
4.人工呼吸器を装着している患者の観察
答え
答えは4ですね
問題を解くだけなら簡単ですが、より実践レベルで解説します。
解説
この問題であれば人工呼吸器を装着しているということは呼吸に関する機能が低下していると想定します。このことから人工呼吸器のアラームが鳴る=命に直結するということですよね。このことから問題はないと思います。
では私が考えるのはその他の優先順位の付け方です。皆さんならどう対応しますか?
私は抗菌薬の投与時間が迫っているまたは中途半端に準備している場合には先に準備をしたいと思います。理由は簡単、中途半端に点滴を溶解していることは患者誤認や他のスタッフが誤認する可能性があります。
例としてバンコマイシンを1.5V投与するのに0.5V分捨てないといけないのに捨ててない状態なら・・・・・・もしかすると投与量を間違ってしまう可能性がありますよね。
だからこそ、私の場合は次に抗菌薬の溶解を行います。
そして更衣と飲水については介護度に応じてどちらから行うか優先順位を考えます。もし更衣の人が一人で座れない介助が必要であれば私は優先順位を一番最後にします。
なので私がこの状況で考える優先順位は4→1→3→2です。
しかし、他にも優先順位を決めるためには病室の位置関係も考えたりします。
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まとめ
どうだったでしょうか?
業務時間や介護度を踏まえてこのように考えます。
しかし、あくまで理想でうまくいかないことも多いです。
皆さんの多重課題時に優先順位を付ける考え方について良ければ教えてください。
では本日もありがとうございました!
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